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ジラール・ペルゴとアストンマーティンのコラボレーション第一弾は「スリー・フライング ブリッジ トゥールビヨン – アストンマーティン エディション」

今年初頭に発表された、ジラール・ペルゴとアストンマーティンのパートナーシップから、初めて生まれた時計が公開された。「スリー・フライング ブリッジ トゥールビヨン – アストンマーティン エディション」は、ジラール・ペルゴの時計製造に関する知見と、アストンマーティンのラグジュアリーとパフォーマンスに関する独自の知識とが融合されている。



スリー・フライング ブリッジ トゥールビヨンの意味
 ジラール・ペルゴには、見えないものを見えるようにする長い伝統があるが、この例では、従来の枠を超えて冒険に挑み、ケースの中でムーブメントが空中浮揚しているかのような時計となっている。スーパーコピーこれはムーブメントを切り詰めることで実現され、地板が消えたように見えることから、ケースの内部でムーブメントが浮かんでいるような錯覚が得られる。こうした独特な特徴から、「フライングブリッジ」という名称が与えられた。



「スリー・フライング ブリッジ トゥールビヨン – アストンマーティン エディション」の44mmケースは、アストンマーティンによって選ばれた軽量かつ、アレルギーを起こしにくい丈夫な合金であるグレード 5 のチタンでできている。ブラック DLC(ダイヤモンド ライクカーボン) コーティングを施すことで、ステルス性の高い外観となっている。興味深いことに、チタン鉱は、ジラール・ペルゴが創業したのと同じ1791年、アストンマーティンの故郷であるイギリスにおいて、イギリスの聖職者ウイリアム・グレガーによって発見された。
ジラール・ペルゴ「スリー・フライング ブリッジ トゥールビヨン – アストンマーティン エディション」
自動巻き(cal.GP09400-1683)。27石。2万1600振動/時。パワーリザーブ約60時間。グレード5 Ti(直径44mm、厚さ15.52mm)。30m防水。世界限定18本。1738万円(税込予価)。※世界初の素材であるラバー合金(ホワイトゴールドを注入したラバー)インサートを用いたブラックカーフレザーストラップが無料で付属。
 サファイアクリスタル「ボックス」が前面と背面に採用され、同軸採光によってケース内部を照らすことで視認性を高めている。ムーブメントは地板が排され、2枚のサファイアクリスタルガラスに挟まれることで、空中に浮いているように見える。文字盤全体に広がるジラール・ペルゴを象徴するスリー・ブリッジは、ブラック PVD(物理的蒸着法)処理を施したチタン製で、角がポリッシュ仕上げされている。こうした設計により、空気のように軽やかな印象となっており、通常は視界から隠されているムーブメントの部品も眺められ、息を飲むような美しさだ。



文字盤の下側に配置されたトゥールビヨンケージは、19世紀にさかのぼるジラール・ペルゴのすべてのトゥールビヨンに見られる、特徴的な「竪琴(リラ)」の形をしている。ケージに取り付けられたブルーの針は、秒を表示する。トゥールビヨンケージは直径わずか10mmで、79個の部品でできているにもかかわらず、重さは合計 0.25 グラムしかない。この驚くほど小さな数字が、エネルギーの消費の抑制に役立っている。


12時位置に配された香箱にはスケルトン加工が施され、主ゼンマイの一部を眺めることができる。香箱の下に取り付けられたホワイトゴールド製マイクロローターが主ゼンマイを動かしており、多くの自動巻き時計とは異なり、これによってムーブメントの眺めが妨げられることはない。ブルガリ 時計 電池交換マイクロローターの側面には、アストンマーティンの名前が刻印され、ここにはホワイトの蓄光塗料が塗布され、暗所で青く光る。同様に、インデックスと針にもホワイトの蓄光塗料が塗布され、やはり暗闇では青い光を放ち視認性アップに貢献している。

フレデリック・コンスタントの人気モデル

前項でもご紹介しているように、フレデリックコンスタントは豊富なバリエーションを持つブランドです。シンプルなクォーツモデルから本格的な機械式時計、さらにはスマートウォッチまで、ありとあらゆる時計がラインナップされています。

どのモデルも上品で美しいデザインであり、タグホイヤー 時計 レディース価格に関しても一般的なサラリーマンの方でもボーナス一括で購入できる価格帯です。

まさにコンセプト通り「手が届くラグジュアリー」といえるでしょう。

フレデリック・コンスタント 人気モデル① マニュファクチュール

マニュファクチュールコレクションはフレデリックコンスタントのハイエンドモデルです。大半のモデルが限定生産されており、素材・装飾・ムーブメント・ベルトといった全ての部分に最高品質のモノが使用されています。



スイス・プラレワット工場にて職人の手作業によって作られたマニュファクチュールコレクションは昨今日本でも人気を博しており、日々その注目度は上がっています。シンプルな3針時計からムーンフェイズやワールドタイムを搭載した複雑時計まで、そのラインナップは実に豊富です。

また、価格は50万円以下のモデルが多いですが、最上級モデルは100万円を超えます。



パーペチュアルカレンダー、トゥールビヨンを搭載したコンプリケーションモデル。6時位置がくり抜かれたスケルトンタイプの文字盤からはトゥールビヨンの美しい精密な動きを眺めることができます。

定価は2,617,000円+税という超高額モデルですが、その性能を考えると安くも感じられます。

フレデリック・コンスタント 人気モデル② ハイライフ

ハイライフは1999年にその名が登場,さらに2020年に大幅刷新されたスポーティーラインです。

ケースとブレスレットが一体型となったいわゆる「ラグジュアリー・スポーツウォッチ」で人気のデザインコードとなっていますね。

ケースの随所にエッジが効く一方でフォルムはふんわり優美なラウンドとなっており、文字盤には地球をモチーフとした装飾が描かれました。



また、各モデルに替えのラバーストラップが付属されていますが、これは容易にストラップ交換可能なシステムが搭載されているため。工具いらずで変更ができるこのクイックシステムもまた、近年のトレンドではあるものの高度な時計製造技術なくしては実現しえなかったものですね。

ラインナップはコンプリケーションの「パーペチュアルカレンダー」の他、フラグシップのハートビート,シンプルな3針+デイトモデルがリリースされています。

パーペチュアルカレンダーは100万円超えとなりますが、それ以外のモデルは258,500円~のプライスレンジとなっておりますので、ラグスポ好きはぜひ一度チェックしてみてはいかがでしょうか。

ブラックウォッチの精悍な顔つきに惚れ込んで


腕時計SS(ブラックPVD加工)ケース、41mm径、自動巻き。45万6000円/チューダー(日本ロレックス / チューダー 03-3216-5671)、ジャケット6万5000円/サウス2 ウエスト8 011-280-7577、サングラス3万3200円/オークリー(ルックスオティカジャパン 0120-009-146)、バッグ2900円/オーシャン パシフィック(ハンドイントゥリーショウルーム 03-3796-0996)
TUDOR
チューダー/ブラックベイ ダーク
一昨年の日本ローンチを経て、急速にその高い実力、デザイン性ともに認知が広まっているチューダー。


定番ダイバーズ「ブラックベイ」はディテール違いのバリエーションを多数用意するコレクションだが、ブラックPVD加工の鈍い光沢が美しい本作は、スクエアモチーフを備えたスノーフレーク針とダイバーズ特有のインデックスをくっきりと浮き立たせ、その個性を引き立てている。

最新ダイバーズに息づくエレガンスの系譜


左から「ロンジン レジェンドダイバー」SSケース、42mm径、自動巻き。31万4600円、「ハイドロコンクエスト」SS(ローズゴールドPVD加工)ケース、41mm径、自動巻き。23万6500円/ともにロンジン 03-6254-7350
[左]「ロンジン レジェンドダイバー」
ぶつけやすくて破損や損傷につながる回転ベゼルを内装し、その設定用と通常の時刻表示用のふたつのリュウズを備える。この個性的なスタイルは1959年のRef.7402などをベースとしている。2007年に初登場し、新色が登場。ムーブメントにシリコン製ヒゲゼンマイを採用し、72時間の持続時間を誇る。

[右]「ハイドロコンクエスト」
300m防水に、優れた視認性や存在感あるデザインは、まさにモダンダイバーズを代表する。ダイヤルはグレーを美しいサンレイで仕上げ、質感を高めるとともに、同色のセラミックスインサートとローズゴールドPVDのベゼルのコンビカラーも映える。



マティアス・ブレシャン●オーストリア生まれ。ロンジン CEO。ウィーン経済大学で学び、時計業界以前は、フランスでIT企業のマーケティング・営業部門に在籍。ハミルトンでは7年、ラドーでは9年というそれぞれ長期にわたってブランドを率いた。昨年7月に現職に。趣味はスキー、アウトドアなどアクティブな一面も。
「昨年のパイロットウォッチに続き、ヘリテージをテーマに今年はダイバーズをフィーチャーしています。ロンジンは早い段階から防水機能を手掛け、1937年にはプッシャー付きクロノグラフで防水性能を実現し、パテントを取得しました。

さらに’50〜’60年代にも多くのダイバーズを発表し、こうした歴史とのリンクをポイントに、最新技術の両軸でコレクションを楽しんでいただけると思います」。

時計は歴史を振り返ることで進化をもたらし、伝統とともに歩むことが発展につながるという。新作からもその思いは伝わってくる。


300mの防水性能を備える一方、ケース厚を抑え、普段使いにも適する「ロンジン レジェンドダイバー」。
「この2本のダイバーズには、“エレガンス・イズ・アン・アティチュード”というロンジンのスローガンが貫かれています。ここでいうエレガンスとは、優雅さや気品というだけではありません。今では時間を見るためだけに時計を着ける人はいないと思います。

たとえばパイロットウォッチを手にすれば飛行機に乗りたくなるかもしれないし、ダイバーズなら海に行きたくなるかもしれません。そんな体験へと導くような、もっとエモーショナルな価値のあるものを意味するのです」。

そうしたエレガンスを追求し、挑戦を続ける姿勢と信念が新作のダイバーズをより魅力的に輝かせる。

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