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パテック フィリップ アクアノートとアクアノート ルーチェ コレクション、7つの2021年新作モデル





一部のノーチラスが小売店での購入が不可能になっている中、パテックはアクアノートをさらに無視できない存在にした。

コーヒーを注いでご準備を。本日、4つの主要なリファレンスにわたる、7つの新しいアクアノートをご紹介する。では、いったん深呼吸。ラインナップには、ホワイトゴールドの新しい男性用のアクアノート・クロノグラフが2モデル(5968G)、ダイヤモンドをセットしたスティール製アクアノート・ルーチェが3モデル(5267/200A)、自動巻きでダイヤモンドセッティングされたローズゴールドのアクアノート・ルーチェ(5268/200R)、そして新しいクォーツ・トラベルタイム・ムーブメントを搭載したローズゴールドのダイヤモンドセットモデル(5269/200R)が登場した。レディースモデル「アクアノート・ルーチェ」の最大の特徴は、ダイヤモンドセッティングされたベゼルだ。イタリア語でルーチェは、「光」を意味する。


スティール製の標準的なクォーツモデル3種、ローズゴールド製の自動巻きモデル1種(中央)、そしてようやく登場したローズゴールド製でクォーツ式のトラベルタイムを含む、5つの新しいアクアノート・ルーチェたちだ。

 これはアクアノートの大幅なリニューアルであり、特にルーチェでは、新しいトラベルタイムのオプションを含む、コレクションの最も成功した側面をアップデートしている。IWCのレディースルーチェのケースサイズが大きくなったことを除けば、急激な変化は見られないが、それでも、この全面に装飾が施されたモデルでは、すでにあるサイズだ。今回のアップデートで最も注目すべき点は、多くの時計が一度にアップデートされたことだ。


 トラベルタイムは、アクアノートの最も特徴的な複雑機構だが、ルーチェにもついにクォーツを採用してトラベルタイムが登場した。従来のアクアノート・トラベルタイムは、ケースサイドにある2つのプッシュボタンで設定を行なう仕様だが、新しいアクアノート・ルーチェ・トラベルタイムは、ねじ込み式ではないリューズで簡単に設定することができる。この時計は、スティール製クォーツのアクアノート・ルーチェ、ローズゴールド製のアクアノート・ルーチェ・オートマティックとともに、ケースサイズが38.8mmと拡大した(従来は35.6mmだった)。

 また、フライバック・クロノグラフ・ムーブメントを採用したスティール製の5968Aが2018年に登場して以来となる、新しいアクアノート・クロノグラフが登場。今回は、ホワイトゴールドの2つの新しいオプションが用意されており、思わず二度見してしまいそうだ。この新しいクロノグラフは、既存のホワイトゴールド製の2つのタイム&デイトモデル(Ref.5168G)のバリエーションを反映している。5168Gにならって、カーキグリーンとブルーブラックのグラデーションダイヤルがラインナップされた。私の目には、このブルーの文字盤が、写真によってはもう少しブラックよりに見えることがあると感じた。